子どもの習いごとにインラインスケートがいい理由

子どもの習いごとに何を選ぶか迷うことありませんか。

将来に向けてどういった方向性の習いごとをしたらいいのか。何歳からなにをしたら成長にいいのか。とても悩んでいました。

スイミングや英語、ピアノなどたくさんのな習いごとがあります。

その中でも、私の子どもは4歳からインラインスケートを習っています。

インラインスケートを4歳から始めることが子どもの成長にどんな良い影響があるかを紹介します。

なぜ4歳からなのか

人の成長には段階があります。臓器のそれぞれの発育パターンを示したスキャモンの発育曲線では、神経系が最も早く育ちます。神経系はバランス感覚、リズム感、器用さが育ちます。

そのため、4歳からインラインスケートをすると吸収がとても早いことがわかります。また、この時期に一度覚えたことは、大人になってもできると言われています。

スキャモンの発育曲線とは

スキャモンの発育曲線は、スキャモンが1930年に作成した曲線です。スキャモンは人の身体諸属性を大きく4つのパターンに分類することを提唱しました。

生殖型

子宮、卵巣、睾丸などが生殖型です。思春期に入ると急激な発育を開始します。

一般型

骨格や筋肉、呼吸器、消化器、循環器など多くが一般型です。乳幼児期と思春期に盛んな発育をします。

神経型

脳、頭蓋骨、脊髄、視覚器などが神経型です。スパートが最も早く、学童期には成人に近い発育量を示します。

この時期は、器用さ、バランス感覚、リズム感が一番育ちやすいです。

リンパ系型

リンパ線や胸腺、扁桃腺などです。乳幼児期から学童期にかけて発育は急激。12歳頃には成人の2倍に近いです。

神経系が12歳までにほぼ100%

神経系は、バランス感覚、リズム感、敏捷性が発達するので、バランス感覚を鍛えることが大事です。

なぜインラインスケートなのか

インラインスケートは、12歳までにほぼ100%になる神経系が鍛えられる運動です。

インラインスケートとは

インラインスケートとは、アイススケートのブレード(刃)状に、細いウィールを縦一列に配置したスケートです。

インラインスケートの効果

ASCスクール 代表 安床エイト先生

インラインスケートの特徴は、バランスに強くなり、体を左右対称に鍛えられること です。

ASCスクール安床エイト先生より、

インラインスケートで楽しく遊んでいる間、身体は常に不安定な状態にあります。無意識のうちにも身体は本来安定すべき部位に刺激を伝えて筋活動が活性化されます。「遊び」がバランス感覚向上や柔軟性のあるコントロールを身につけるトレーニングになります。インラインスケートならあらゆるスポーツに役立つ土台を楽しく育むことができますよ!

インラインスケートを習ってどうなったか

インラインスケートを習った効果は、

  • 足が早くなった。
  • 立ち幅跳びが遠くまで跳べるようになった。
  • アイススケートが上手になった。

などです。

また、足を必要な場所に運ぶコントロール&上体を支えるバランスコントロールを同時に行うことができることが特徴です。

インラインスケートは、なんといっても楽しい

インラインスケートは、子どもの成長段階にあった運動です。なんといっても楽しく、遊びながら成長できるスポーツです。

この記事を書いた人

岡 大徳

人を尊重して話を聞かせていただく「アクティブリスニング」エバンジェリスト『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』著者赤羽雄二氏公認|本は読んで終わりじゃない行動するためのもの『アクションリーディング』「親子のクオリティタイム」「最速ロールプレイング」「A4メモ書き」実践|株式会社miiboのmiibo designer