子どもにインラインスケートを買ったけど、どうやって練習をしたらいいかわからない。そんな悩みはありませんか。
今回は、インラインスケートで「立つ」ことから始めて、「滑る」までの5つの基本動作を紹介します。
インラインスケートをするとバランスに強くなり、体を左右対称に鍛えられます。インラインスケートで楽しく遊んでいると、身体は常に不安定な状態にあり、無意識のうちに身体は本来安定すべき部位に刺激を伝えて筋活動が活性化されます。
「遊び」がバランス感覚向上や柔軟性のあるコントロールを身につけるトレーニングになります。
子どものインラインスケートの選び方は、子どものインラインスケートを選ぶ3つのポイントで紹介しています。
インラインスケートの5つの基本動作は、
です。
まずは、立つ練習から始めます。立つ練習は、
です。マットがある場合は、立つ練習はマットの上でしましょう。マットの上だとインラインスケートが滑らず、立つ練習に集中できます。
最初は誰でも少し不安ですが、慣れるまでゆっくりしっかりと練習しましょう。
立つことができたら、次は足を引きつけるです。足の位置は両方のかかとを引きつけてVの字にします。このVの字が立ったときの基本の足の形です。
左右バラバラに動く足をお腹と内ももの力でグッと引き寄せましょう。
足がVの字にできたら、その場に10~15秒間立ちます。このときに両手を前に、少し前傾姿勢になり腰を落とします。腹筋・背筋・お尻・内ももを使ってバランスをとります。これですでに全身運動が始まっています。
その場に10~15秒間バランスをとって立つことができたら、次は歩く練習です。いきなり滑るのではなく、「歩く」ことから始めます。滑ってしまう足を全身の力でしっかり押さえ込みながら、まずは歩いて体重移動の練習をします。
このときに、足を力強く踏み込みながら歩きましょう。
歩く動作に慣れてきたら少しずつ滑る動作に移行させていきます。歩くことから滑るためには、バランスをとりながら片方の足に体重をかける時間を長くしていきます。
5つの基本動作を使って、色々な動作や技を加えていきます。例えば、ジャンプ、曲がる、止まる。後ろ向きに滑る。片足で滑るなどです。
動きによって使う筋肉も神経も変わってきます。インラインスケートで楽しく全身運動をしていきましょう。
子どもによる子どもたちのためのインラインスケートの滑り方の動画です。立つから滑るまでを動画でも見てみてください。5つの動作の動画を見るとさらに理解がすすみます。