本を読むことは、お金や時間を投資して知識などインプットすることです。しかし、いままで本を読んだあと「何を知ったか、何が変わったか」がぼんやりとしていました。また、本をきっかけに「何をするか、これからどうなりたいのか」もはっきりとするものがありませんでした。
しかし、赤羽雄二さんが書かれた「アクションリーディング」で紹介されている「チャレンジシート」を作成することで、インプットとアウトプットが明確になりました。
チャレンジシートと読書感想文との違いは、読書を行動につなげるところです。「何をするか、これからどうなりたいのか」を宣言し行動することで、生産性をさらに高めることができます。
「アクションリーディング」では、定期的にチャレンジシートを見ることを提唱しています。定期的に振り返りをすることで、宣言をしたときの心境を思い出しモチベーション維持に繋がります。また、達成状況を評価し、計画をたて実行することで目標達成に近づきます。
本を読む目的やねらいが明確になり、知りたい知識や必要なスキルを得るためにどの本が必要かを考えて本を選ぶように変化してきました。具体的には、仕事や私生活で失敗したときや新しいことに挑戦するときに、なにが欠けているか、なにが必要かを考え、必要となるものに合った本を選ぶようになりました。
定期的に振り返りをすることで、本を読んでよかったことや感じたことから、興味の方向性や知識の範囲と深さが明確になりました。そして、その状況から次はどういうことを知りたいかが分かるようになりました。
なにを求めているかが明確になり行動すると、確実に成長することができました。しかし、知識やスキルのレベルを間違えると、選ぶ本を間違えます。その結果、できないことまで宣言してしまいます。
チャレンジシートを定期的にみて、奮起することも大事ですが、それだけではできないことはできないままです。そういう時は次の本選びを慎重にしています。次の本選びでは、興味の方向性を変える。または、知識やスキルのレベルを下げた本を選んでいます。
行動し続けることができるように、少しハードルを下げます。
2016年にこのサイトを作成し、2019年6月時点で4つしか記事を書いていません。記事は書いていませんが、チャレンジシートの作成は続けています。そのため、行動のハードルを下げるために作成したチャレンジシートをこのサイトで公開していきます。
公開しているチャレンジシートは「チャレンジシート一覧」から見ることができます。